英語学習のコツ

ビジネスで使ってはいけない5つのNG英語フレーズ-90%以上の日本人が使ってしまう間違った英会話

ビジネスパーソンは日常会話でなく、「ビジネス英語」を学ぶ必要がある

コロナウイルスの影響で、テレワークの機運が高まり、自宅で過ごす時間が増え、英語学習に励むビジネスパーソンが増えています。ほとんどの方は、下記のように、ビジネスで英語を使うことを目的としています。

「海外で働きたい」
「仕事で英語を使えるようになりたい」

海外旅行で英語を使うだけなら、英語は通じれば十分なのですが、ビジネスで英語を使う方は「プロのビジネスパーソンとしての英語」を使うことが求められます。あなたが使う英語表現が、ビジネスに不適切だと、商談相手から信頼されません。逆に、正しい表現を使うことができれば、多くのビジネスチャンスを獲得することができます。

今回は、日本人がビジネスシーンで、間違って使ってしまいがちな【5つのNGフレーズと正しい言い換えフレーズ】をご紹介します。

1. Is that okay? 「大丈夫ですか?」

“I’ll send the report to you by Friday. Is that okay?”
「そのレポートを金曜日までに送ります。大丈夫ですよね?(自信なし。。。。)」

取引先に対して、プランを提案したときに、使ってしまいがちな英語表現です。

この”Is that OK?”はネイティブにとって、“Help me!”のように聞こえます。自分が何をしているのかわからない。自分に自信がなく、自分が行った提案がいいのか、悪いのかもわかっていないと言うニュアンスです。海外の取引先と商談している時に、このような表現を使ってしまったら、先鋒に誤解されたり、軽く見られたりするリスクがあります。これはビジネスシーンで避けるべきです。自信を持って相手に提案ができる表現を覚えましょう。

取引先には、下記のように伝えると良いです。

“I’ll send the report to you by Friday. Is this what you had in mind?
「金曜日までにそのレポートを送ります。これは、あなたの意図されていたことですか?

Have in mindは直訳すると「心の中に持っている」なので、

①「be thinking of doing (something)~のことを考えている」
②「plan or intend to do something~を計画している」の意味になります。

また、上司に対して、自分の提案や計画について承認を求めるときは、どのような表現を使えば良いのでしょうか?

“ I can submit more detailed proposals by tomorrow. Let me know if I should proceed.”
「明日までに、さらに詳しい提案書を提出できます。予定通り進めて良いかお知らせください。

“Let me know if I should proceed.”「予定通り進めて良いかお知らせください。」これが適切な表現となります。Proceedは「continue as planned 計画通り進める」と言う意味です。上司に対して、自分が進めてきた計画や提案について、スマートに承認を求める表現です。

下記の動画でのさらに詳しい解説をしています。是非、ご覧ください。

2. I don’t know「わかりません」

あなたが取引先や上司から、質問をされた時に、必ず的確な答えを言う必要はありません。誰しも、すぐには回答できないことがあるからです。”I don’t know” 「わかりません。」だけで終わってしまうと、「回答ができない。聞かれた質問に対する答えがない。」と自分の能力のなさをアピールしてしまうことになります。すぐに、回答が出ない場合は、次のように表現しましょう。

“I don’t know, but I will find out.”「今わかりませんが、調べておきます。」

“I will find out”は今答えがないけれど、答えをいずれ見つけると言う意思表示を表します。”I don’t know” 「わかりません。」で終わらず、必ず、“but I will find out” を付け加えるよう習慣づけましょう。もしくは、次のフレーズも有効です。

“Let me look into that.”「それについて調べさせてください。」

「look(見る)」に加えて、「into」の「関心を持って」という意味を含めて「…を調べる」になります。「look」も「into」も「じっくり」という意味合いを含んでいるので、丁寧に調べるニュアンスを表現できます。

3. He/She works for me.「彼/彼女は私の部下です」

もし、あなたが取引先に部下の紹介をする時に、使ってはいけない表現です。直訳で「彼は、彼女は、私のために働いています。」の意味です。この表現をネイティブが聞くと、あなたが部下より上の階級であることに優越感を感じている印象を受けます。これは、あなたが嫌味な人に思われてしまう表現であり好ましくありません。次のフレーズを使い、チームの部下を紹介しましょう。

“We work together.” 「私たちは一緒に働いています。」

4. I hope to hear from you soon!「ご連絡頂けることをお待ちしております」

これは、emailの終わりによく使われる表現ですが、好ましい表現はありません。なぜなら、「hope to hear from you(連絡が来ることを願う)」と言う表現は、連絡が来ない可能性についても示唆しているからです。そうではなく、あなたは「取引先と次に会うことを確信している」、「取引先から連絡をもらえることに自信がある」と伝えることが重要です。

次の表現をすると、取引先と新規の仕事ができる可能性を高めることができます。

“I look forward to discussing next steps.” 「次のステップについてお話しすることを楽しみにしています。」
“I look forward to hearing from you soon.”「すぐに連絡がいただけることを楽しみにしています。」

下記の動画でのさらに詳しい解説をしています。是非、ご覧ください。

5. I think/I feel…「私は…と思う/感じる」

ここでは、新しい顧客と信頼関係を築く時や就職活動の面接で使う時の表現を紹介します。

“I think I can be a great asset to your company.”「私は御社の重要な財産(人材)になります。」

I think や I feel と言う表現を使うと、自信のなさを表します。こういった表現はしない方が賢明です。単純に、I think や I feel を使わないことが重要です。

もしくは、次のような表現をすることお勧めします。

“I know I can be a great asset to your company. “ 「私は御社の重要な財産(人材)になると(100%)確信しています。」

knowは「be absolutely certain or sure about something(何かについて完全に確信している)」と言う意味になります。自信を示すフレーズとして非常に有効です。

下記の動画でのさらに詳しい解説をしています。是非、ご覧ください。

まとめ

海外旅行での英会話は、相手に通じれば、特に問題にはなりません。しかし、ビジネスシーンで英語を使う場合は、取引先に誤解されないような英語表現をする必要があります。ちょっとしたフレーズの使い方で相手への印象が大きく変わることを肝に銘じておきましょう。英語で商談をしている時点で、ネイティブはあなたを「プロのビジネスパーソン」とみなします。あなたが使う英語は「”professional business language”(プロのビジネス言語)」であるべきなのです。一つ一つ、正しい表現ができるよう、コツコツと学習しましょう。

【ライタープロフィール】


瀧内俊之(Toshiyuki Takiuchi)

関西学院大学で言語学、文化論について学ぶ。アメリカのエモリー大学で演劇科を専攻、プレゼンの手法、舞台演出について学ぶ。帰国後は、ビジネスシーンやハリウッド俳優の通訳、ドラマでの英語指導を担当し、俳優としても活動した。その後、ENGLISH COMPANYにて多数の受講生を指導し独立。ビジネス英語に特化した短期集中型英語パーソナルトレーニングジム「 The DooR(ザ・ドアー)」のパーソナルトレーナーとして、3カ月の指導で300点以上のTOEICのスコアアップの実績を持つ。世界で活躍する起業家を育てる福岡市主催のGlobal Challengeの受講生に対し、1ヶ月の指導で、200組のうち、4組の選抜組に入賞させ、シリコンバレーで海外投資家へプレゼンをする権利を獲得させる。日本の俳優に対し、ハリウッド・ブロードウェイへの進出をサポートする英語指導も行っている。YouTubeチャンネルの「Toshi’s English Gym」で英語学習やプレゼンのノウハウについて配信中。

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