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英語が自然と口から出る!ネイティブの「英語脳」を身につける学習法 ”be動詞と現在分詞”を英語コーチが徹底解説!

「ネイティブ脳」を持つと短期間で英文法が身に付く

「英文法って苦手だな。。。。」
「英文法の学習に、時間をかけずに英語を身につけたいな。。。。」

そう思われている方は多いです。3ヶ月で受講生のTOEICスコアを300点以上アップをさせてきた実績のあるパーソナルトレーナーである筆者が、短時間で英文法を身につけ、英語が自然と口が出る「ネイティブ脳」を身につける方法についてお伝えします。

ネイティブは現在分詞をどんなイメージで使っているか?

今回は中学で習う現在分詞(ing)について、お話します。早速、現在分詞を含む次の例文を見てみましょう。

Tom is eating lunch with his friends. 「トムは友人達とランチを食べている」

あなたは中学や高校で「ingはーしていると訳しましょう。」と先生から教わったと思います。実は、これはかなりまずい理解の仕方です。次の文の意味内容はどうなりますか?

The car is stopping now.

もし、上記の解釈の仕方だと「車が今止まっている」という意味になります。実際に、パーソナルトレーニングで指導していると、9割以上の受講生がこのような訳を言います。しかし、これは間違いです。

ネイティブは現在分詞を「動作の途中」のイメージで使っている

ネイティブは現在分詞を動作の始まりから終わりまでの「動作の途中」というイメージで使っています。つまりstoppingは「動いている」始まりの状態から「止まる」までの終わりまでの動作の途中という意味です。ブレーキを踏んで、車のスピードを緩めているイメージですね。

The car is stopping now.「車は今止まりつつある」

というのが正解になります。日本語の「ーしている」は普段繰り返し行うことを指しているため、このような誤った理解をしてしまうのです。

ネイティブはbe動詞を「説明するよ!」の意味で使う

ネイティブはbe動詞を「説明するよ!」と考えています。これにより、あなたは下記のように、ネイティブと同じように、正しい意味内容で瞬時に英文を話すことができるようになります。

The car「車は」 is 「説明するよ!」 stopping now.「今止まりかけている」

また「ネイティブ脳」を身につけると返り読みがなくなり、英語を英語のまま理解できるので、最短最速で英語のインプット・アウトプットができるようになります。

マクドナルドの広告の現在分詞の使い方

筆者が運営する英語コーチングジムのサービスを改善するため、言語学の専門家である関西学院大学の今西准教授にお話を伺いすることがあります。今西先生は、現代は、現在分詞の使われ方が変わってきているとお話しされていました。マクドナルドの広告でよく下記のフレーズを聞きますよね?

I’m loving it!「それを好きになりつつある」

「love」は愛するという状態動詞で本来、動作の始まりと終わりがありません。しかし、「ing」をつけることで一時的に好きになりかけている状態を表すことができます。「ing」が動作や一時的な状態の途中だというネイティブの思考が身につくと、マクドナルドの広告がおもしろい、キャッチーだとわかるようになります。

仕事で英語を話す必要がある方へ

もし、あなたが、海外での駐在、海外での起業、外資系企業への転職を予定している場合は、ビジネスシーンで困らないように、英会話の準備をすることが重要です。

あなたは下記のような、お悩みをお持ちではないですか?

「相手の話は聞き取れるのに、英語が出てこない」
「自分の発音がうまく伝わらない」
「日常英会話はなんとかできるが、ビジネスの英会話ができない」
「英語面接でうまく話せる自信がない」
「英語のメールの書き方が分からない」

ご安心ください。上記のお悩みは全て解決できます。英語通訳や海外営業の経験があり、ビジネス英語に精通した筆者が、あなたの英語力を短期間で伸ばします。筆者は、スピーキング指導法や、世界各国の英語アクセントに精通したデキキス教授と英語コーチングジム「The DooR(ザ・ドアー)」を運営し、多数のグローバル人材を輩出しています。外資企業への英語面接対策、海外企業との商談や国際カンファレンスに関するプレゼン指導など様々な実績があります。

外資系企業で仕事をするのに、流暢な英語を話す必要はありませんが、業務で問題なく、意思疎通がとれる英語力は必須です。転職や海外進出は、あくまで、今後のキャリアパスの通過点に過ぎません。転職後や海外駐在中に充実した仕事ができるように、私達があなたの英語力を効率的に伸ばすサポートを致します。英語コーチングサービスの詳細は、こちらをご覧ください。

【プロフィール】

Toshiyuki Takiuchi(瀧内俊之)

関西学院大学で言語学、英語学、欧米文化について学ぶ。アメリカのエモリー大学で演劇科を専攻し、プレゼンの手法、舞台演出について学ぶ。帰国後は、ビジネスシーンやハリウッド俳優の通訳、NHKドラマで英語指導を担当。その後、大手英語コーチングスクールにて指導経験を積み、独立。ビジネス英語コーチングジム「 The DooR(ザ・ドアー)」のパーソナルトレーナーとして、TOEIC® L&Rの指導を行い、3か月で375点のスコアアップを記録。世界で活躍する起業家を育てる「Global Challenge」でビジネス英会話の指導を行い、受講生が、200組のうち、4組の選抜組に入賞。シリコンバレーの海外投資家にプレゼンする権利を獲得させた。日本の俳優に対し、ハリウッド・ブロードウェイへの進出をサポートする英語指導も行っている。YouTubeチャンネルのトシ先生のハリウッド英会話【海外映画・ドラマ】で英語学習やプレゼンのノウハウについて配信中。

Joseph DeChicchis(デキキス・ジョー)

関西学院大学総合政策学部教授。アメリカのペンシルベニア大学で言語学、イタリアのボローニャ大学で記号論、イギリスのサセックス大学で認知科学を学ぶ。現在は言語学、人類言語学、欧米文化コミュニケーションの研究に従事。世界の英語アクセントに精通している。関西学院大学の研究生に対し、言語学や認知科学、英語習得法について指導している。The DooRでは、カリキュラムアドバイザーとして、発音矯正、文法理論、スピーキングスキルの強化など、受講生に対する英語コーチング指導のアドバイスや、教材の監修を担当している。

 

Mitsuru Arakawa(荒川満)

大学卒業後、大手人材紹介会社に入社。大阪支店にて人材紹介の営業に従事。同グループのイギリス法人にて営業マネージャーとして営業体制の再構築を担当、取締役に就任し海外法人の経営に携わる。帰国後、東京本社にて海外就職希望者の海外転職、日系企業の海外進出を支援する部門のマネージャーとして勤務。同社を退職後、シンガポールにてArchAgent Pte Ltdを設立し、代表取締役社長を務める。The DooRでは、グローバルキャリアアドバイザーとして、英語面接の対策、英文レジュメの作成、海外での起業など、キャリアアップに関する英語コーチング指導のアドバイスを行っている。

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