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【プレゼン・ピッチの成功法則】AI(人工知能)が鍵!投資家からの資金調達する方法をプロが解説!

プレゼンのやり方を知らない方は多い

「英語のプレゼンをどうやって行えばいいかわからない。。。」
「プレゼンは何を意識してつくればいいかわからない。。。」

こう言ったお悩みをお持ちではありませんか?海外で広報活動をされる方や取引先にサービスの紹介をする経営者の方は特に、このようなお悩みをも持っている方は少なくありません。また、最近は特に、東京、大阪、福岡を中心にスタートアップの起業家の方が投資家に向けてピッチを行う機会が増えてきています。ピッチという言葉にあまり馴染みのない方も多いのではないでしょうか?

国内でも増えてきている「ピッチ」とは

ピッチとは、主にスタートアップが投資家などに対し自社の製品やサービスを紹介する際に行なう短時間(3-5分)のプレゼンのことです。

下記の図(2018年度の都道府県別の新設法人の人口対比率)のように、東京、大阪、福岡では、人口に対する起業件数が全国的に多いです。それに伴い、国内の3都市では、ピッチが盛んに行われています。スタートアップの経営者は国内だけでなく、海外で英語のピッチを行い、資金調達をするケースも珍しくありません。
2018年「全国新設法人動向」調査
通常、ビジネス上のプレゼンは特定の顧客へ行なわれることが多いのに対し、ピッチの場合は、初見の投資家や経営者などに対してなされることが多いです。また、ピッチは通常のプレゼンテーションに比べ、プレゼンできる時間が非常に短いことが特徴です。つまり、短時間で事業やプロダクトの良さを伝えることが必要になります。それでは、短時間で事業やプロダクトの良さを伝えるにはどうしたら良いでのでしょうか?それは、事業内容にあるキーワードとが入っていることが重要です。

ピッチの成功には「AI(人工知能)」が鍵になる

それは、現代のテクノロジーで活用されているAIです。
※AIとはArtificial Intelligence(人工知能)の略です。人工知能の定義は、専門家の間でもまだ定まっていないのが現状です。さまざまな専門家がそれぞれの定義をしており、統一的な定義はありません。

下記の総合コンサルティング会社・アクセンチュアの最新調査レポートによると、日本企業の経営幹部の77%(グローバル全体では75%)が、人工知能(AI)をビジネス全体に積極的に導入しなければ、2025年までに著しく業績が低下するリスクがあると考えていることが明らかになっています。AIを事業に組み込むと、投資家に資金調達をしてもらう上で大きなアドバンテージとなります。投資家はビジネスモデルのリスクや利益を敏感に見ているからです。

ピッチで絶対にやってはいけないこと

時代の流れに合わせて、AI導入を検討することは非常に重要ですが、やってはいけないことがあります。それは、綿密な商品の開発計画がないのに、製品を紹介することです。投資家からの様々な質問で、商品化の実現性がないと判断され、信頼を損なう結果になります。

投資家は、ピッチをしている経営者がどれだけ商品開発の計画を真剣に考えているのかということを重要視しています。特に、AI技術をプロダクトに使うのであれば、最低限AIのチームメンバー、使用するビッグデータやアルゴリズム、AI技術の導入計画に関する進捗状況まで説明する必要があります。また、AIへの投資はかなりの時間と金額がかかるので、予測されるROIの説明もできるようにしておいた方が良いでしょう。

※ROIは「Return On Investment」の略称です。日本語では「投資収益率」や「投資利益率」とも呼ばれ、その投資でどれだけ利益を上げたのかを知ることのできる指標のことを指します。このROIの数値が高ければ高いほど、うまく投資ができているといえます。

このように、ピッチは自分の事業とプロダクトを投資家にプレゼンする為に行うのですが、事業の計画性や導入するテクノロジーの知識など、最低限の準備が大切です。構成がしっかりしたピッチだったのに、単に、流行りのテクノロジーの専門用語を入れて、Q&Aの質問で撃沈するというケースを私は何度も目にしています。

ピッチは信頼できるビジネスパートナーを見つける場

ピッチとは「①短時間で投資家の方に自分や事業、プロダクトのことについて知ってもらい、②投資家から信頼を得る入り口になる機会」です。資金調達に成功した起業家は、投資家と二人三脚で事業を拡大していくことになります。読者の方には、是非、②についても意識して、世の中をよりよくするサービスやプロダクトを広げるチャンスをつかんでいただければと思います。

ピッチの指導を受けた受講生のインタビューはこちら↓

仕事で英語を話す必要がある方へ

もし、あなたが、海外での駐在、海外での起業、外資系企業への転職を予定している場合は、ビジネスシーンで困らないように、英会話の準備をすることが重要です。

あなたは下記のような、お悩みをお持ちではないですか?

「相手の話は聞き取れるのに、英語が出てこない」
「自分の発音がうまく伝わらない」
「日常英会話はなんとかできるが、ビジネスの英会話ができない」
「英語面接でうまく話せる自信がない」
「英語のメールの書き方が分からない」

ご安心ください。上記のお悩みは全て解決できます。英語通訳や海外営業の経験があり、ビジネス英語に精通した筆者が、あなたの英語力を短期間で伸ばします。筆者は、スピーキング指導法や、世界各国の英語アクセントに精通したデキキス教授と英語コーチングジム「The DooR(ザ・ドアー)」を運営し、多数のグローバル人材を輩出しています。外資企業への英語面接対策、海外企業との商談や国際カンファレンスに関するプレゼン指導など様々な実績があります。

外資系企業で仕事をするのに、流暢な英語を話す必要はありませんが、業務で問題なく、意思疎通がとれる英語力は必須です。転職や海外進出は、あくまで、今後のキャリアパスの通過点に過ぎません。転職後や海外駐在中に充実した仕事ができるように、私達があなたの英語力を効率的に伸ばすサポートを致します。英語コーチングサービスの詳細は、こちらをご覧ください。

【プロフィール】

Toshiyuki Takiuchi(瀧内俊之)

関西学院大学で言語学、英語学、欧米文化について学ぶ。アメリカのエモリー大学で演劇科を専攻し、プレゼンの手法、舞台演出について学ぶ。帰国後は、ビジネスシーンやハリウッド俳優の通訳、NHKドラマで英語指導を担当。その後、大手英語コーチングスクールにて指導経験を積み、独立。ビジネス英語コーチングジム「 The DooR(ザ・ドアー)」のパーソナルトレーナーとして、TOEIC® L&Rの指導を行い、3か月で375点のスコアアップを記録。世界で活躍する起業家を育てる「Global Challenge」でビジネス英会話の指導を行い、受講生が、200組のうち、4組の選抜組に入賞。シリコンバレーの海外投資家にプレゼンする権利を獲得させた。日本の俳優に対し、ハリウッド・ブロードウェイへの進出をサポートする英語指導も行っている。YouTubeチャンネルのトシ先生のハリウッド英会話【海外映画・ドラマ】で英語学習やプレゼンのノウハウについて配信中。

Joseph DeChicchis(デキキス・ジョー)

関西学院大学総合政策学部教授。アメリカのペンシルベニア大学で言語学、イタリアのボローニャ大学で記号論、イギリスのサセックス大学で認知科学を学ぶ。現在は言語学、人類言語学、欧米文化コミュニケーションの研究に従事。世界の英語アクセントに精通している。関西学院大学の研究生に対し、言語学や認知科学、英語習得法について指導している。The DooRでは、カリキュラムアドバイザーとして、発音矯正、文法理論、スピーキングスキルの強化など、受講生に対する英語コーチング指導のアドバイスや、教材の監修を担当している。

 

Mitsuru Arakawa(荒川満)

大学卒業後、大手人材紹介会社に入社。大阪支店にて人材紹介の営業に従事。同グループのイギリス法人にて営業マネージャーとして営業体制の再構築を担当、取締役に就任し海外法人の経営に携わる。帰国後、東京本社にて海外就職希望者の海外転職、日系企業の海外進出を支援する部門のマネージャーとして勤務。同社を退職後、シンガポールにてArchAgent Pte Ltdを設立し、代表取締役社長を務める。The DooRでは、グローバルキャリアアドバイザーとして、英語面接の対策、英文レジュメの作成、海外での起業など、キャリアアップに関する英語コーチング指導のアドバイスを行っている。

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