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英語のパーソナルトレーナー

【失敗しない!英語コーチングスクールの選び方】を現役コーチが教えます ! 短期間で成果が出る英会話スクールの特徴とは?

短期間で英語力を伸ばす”英語コーチング”とは?

近年は、短期間で英語力を上げる「パーソナルトレーニング」や「コンサルティング」などを行う「英語コーチング」をサービスとするスクールが増えてきました。そうは言っても、まだまだ英会話教室やオンライン英会話の方が普及しているので、「英語コーチング」に馴染みのない方も多いです。

「英会話とは何が違うの?」
「英語のパーソナルトレーナーをつけるメリットは何?」

と疑問に思われている方が大半だと思います。

英語コーチングとは、個人に専属のコーチがついて短期間で集中的に学習ができる英語レッスン方法のことです。具体的には、コーチが、あなたのレベルや目標に合わせて適切に学習計画を立てたり、学習の進捗を管理したり、あなたが感じた質問に適宜答えたりしてくれます。このように、マンツーマンで英語を学んでいくことができるレッスン方法を「英語コーチング」と言います。

英語コーチングの特徴

特徴①個人の英語レベルや目標に合った学習計画を立ててくれる

英語コーチングスクールでは、専属のコーチがつき、あなたの英語レベルや目標に合わせて、適切な学習計画を立ててくれます。独学では「何からすればいいの?」と考えるところから始まりますが、英語コーチングは、テストやカウンセリングを行い、現在の英語レベルを測定し、勉強する内容をお伝えすることから始まります。

特徴②いつでも質問ができる

英語学習において困るのが、学んでいく際に生じる疑問に対して、相談ができない場合が多いということです。英語に詳しい人が近くにいなければ、誰にも質問や相談ができません。しかし、英語コーチングなら、分からないことがあればいつでも、コーチに聞くことができます。

特徴③学習の進捗を管理してくれる

英語コーチングでは、生徒がコーチに毎日、学習の記録を提出し、コーチが進捗を管理します。独学では、目標や達成するまでのスケジュールを決めても、ついつい、自分の好きなことを優先し、勉強しないことも多いです。イチロー選手や、羽生結弦選手のように、自分を律することはできる人は少ないです。人間ですから、それは仕方がありません。では、その状況をどう改善するか?それは学習者が「勉強しなければいけない環境」を作ることです。英語コーチングにおいては、コーチが進捗を確認するので、サボることが少なくなります。

英語コーチングは英会話教室やオンライン英会話と何が違う?

英会話スクールやオンライン英会話で学ぶのと、英語コーチングで学ぶのにはどんな違いがあるのでしょうか?英会話スクールではレッスンの時間には、質問はできるし、学習方法を聞くこともできます。しかし、レッスン以外での勉強をサポートしてくれません。また、質問できるのもレッスンの時間に限られます。

英会話教室は中上級者向けで、短期間で英語力は伸びない

上記のように、英会話教室やオンライン英会話では、1回の授業の時間が短いので、英語力の伸びに限界があります。さらに、ネイティブの先生は、言語学や英語の指導法について、精通していないことが多いです。そのため、受講生の課題に合った英語の授業ができません。また、ある程度の英語力がないと、ネイティブの先生の言っていることが理解できなかったり、わからないことを質問しても、先生に通じなかったりすることも多いです。日常英会話ができるレベルの方でないと、英会話教室に通うのは、ハードルが高いと言えるでしょう。

英語コーチングのサービスは2種類ある

ここまで、読まれた方は、英語コーチングスクールのサービスを受けてみようと思われた方もいらっしゃるでしょう。英語コーチングは、大きく分けると、2つのサービスがあります。1つ目は、「コンサルティング」です。コンサルティングは、主に、課題発見と課題を克服するためのトレーニングを提案することです。一般的に、コンサルティングを行う人を「コンサルタント」と呼びます。2つ目は、「トレーニング」です。トレーニングは、課題克服のためのトレーニング法を、トレーナーに教えてもらいながら実践することです。通常、英語のトレーニングができる人を「トレーナー」、「パーソナルトレーナー」、コンサルタントと、トレーナーの総称を「コーチ」と呼びます。

一般的に、コーチングを行うスクールを「英語コーチングスクール」、トレーニングを行うスクールを「英語コーチングジム」、「英語パーソナルジム」、「英語トレーニングジム」と呼びますが、大きく英語力を伸ばすには、コンサルティングとトレーニングの両方を行う「英語ジム」を選ぶことが重要です。次に、「コーチングスクール」と「英語ジム」の違いを下記でご紹介します。

「質より量」を重視する英語コーチングスクールを選ぶ

一般的な英語コーチングスクールは、マンツーマンで英語の学習法をコンサルティングをします。英語のトレーニングを提供しないコンサルタントは、シャドーイングや音読などのトレーニングを直接指導することがなく、マニュアルに沿って、受講生にコンサルティングをします。コンサルタントは、英語を指導するプロではなく、英語学習法をアドバイスする立場なので、TOEIC 700点以上で採用されるスクールもあります。当然、コンサルタントは高い英語力を持っておらず、言語学や英語の指導法にも精通していない方がほとんどです。ですから、そのようなスクールは、コンサルタントの質の低さを埋めるため、受講生の学習量を増やして、結果を出そうとします。毎日、3時間以上の学習を求めるスクールは、コンサルタントの質が低いと思った方が良いでしょう。

「量より質」を重視する英語ジム”The DooR”

The DooRは、 英語の指導法に精通したトレーナーと、言語学専門の教授が運営する”国内唯一”の英語コーチングジムです。The DooRは、パーソナルトレーナーが、質の高いコンサルティングとパーソナルトレーニングを行います。そのため、毎日、75分学習するだけで、90%以上の受講生が目標を達成しています。「3ヶ月で350点以上のTOEICのスコアアップ」、「海外投資家に向けた億単位の資金調達やM&Aのプレゼンの成功」、「世界時価総額TOP10圏内の米国企業への転職サポート」など豊富な実績があります。

パーソナルトレーニングで学習の生産性が5倍に!

ここで、独学、大手英会話教室、大手英語コーチングスクール、The DooR(ザ・ドアー)でどれだけ同じ英語力を上げるのに、学習時間が変わってくるのか、比較してみましょう!

下記の表は、Oxford University Press(オックスフォード大学出版局)が、TOEICを受験する生徒を指導する講師向けに作成した指南書に掲載されているものです。一般的に、TOEICスコアを100点伸ばすのに、平均的に必要な学習時間は下記のようになります。
※Current score[現在のスコア] Target score[目標スコア]

TOEIC-学習時間-スコアまず、簡単にこの表の見方を説明すると、一番左のコラムの縦軸には「Current score」(現状のスコア)が表示されています。そして、横軸には「Target score」(目標スコア)が100点刻みで表示されており、この2つが交わった箇所が必要とされる学習時間となります。例えば、現在のスコアが350点の場合は次のように図を読み取ることができます。

<例:現状スコアが350点の場合>
・350点→450点(+100点):225時間
・350点→550点(+200点):450時間
・350点→650点(+300点):700時間

次に、スクール別の英語力アップの達成のための学習時間の目安を記載します。

<スクール別の英語力アップの達成時間の目安:現状スコアが350点の場合>
・350点→650点(+300点):700時間(独学)
・350点→650点(+300点):600時間(英会話教室のレッスン)
・350点→650点(+300点):500時間(英語コーチングスクールのコンサルティング)
・350点→725点(+375点):130時間(The DooRのパーソナルトレーニング)

上記のように、独学で、TOEICスコアが350点→650点に到達するには約700時間、英会話の教室レッスンでは、600時間、英語コーチングスクールでは、500時間かかります。しかし、英語コーチングジムのThe DooRは、TOEICスコア350点→725点まで130時間で到達した成功事例があります。(5倍以上の速さ)。

英語力が伸びる理由①「言語学」ベースの課題発見とトレーニング

課題発見

ここまで読まれた方は、「なぜ、パーソナルトレーニングを受けると、短期間で英語力が上がるの?」と不思議に思われる方も多いと思います。その理由は大きく分けて、2つあります。1つ目は、英語の指導法に精通したパーソナルトレーナーが「言語学」に基づき、受講生のレベルや課題に合わせて、最も効率的なパーソナルトレーニングを提供するからです。あなたは無駄な学習をせず、短時間で効率的に、英語力をアップさせることができます。

では、「英語学習の無駄を省くのに、一番重要なことは何か?」というと、具体的かつ正確な課題発見です。これは、ご自身で学習していても気がつかないことが多いです。

例えば、英語の音読がスムーズにできない受講生の場合、大きく分けて、下記のような課題があります。

大きな課題

①文字を音に変換する音韻符号化がうまくいかない
②音声変化を再現せず、全ての単語を日本語と同じリズムで読んでいる
③ブレスが浅いため、一息で自然なリズムで音読できない
③チャンク (意味の塊として)でなく、単語単位で意味理解している
④日本語に訳し、返り読みしている
⑤本来、意味の切れないところで、音読してしまっている
⑥音読しているときに意味のイメージ自体(映像化)ができていない
⑦意味をイメージできているが、理解した内容の記憶が保持できない

上記①の文字を音にする音韻符号化を細分化すると、さらに下記のような課題が出てきます。

細分化した課題

①フォニックスを知らないので発音ができない
フォニックスを知っているが、特定の子音や母音を発音できない
③ブレスから音にする方法を知らない
④口や舌の筋肉の使い方を知らないので発音できない
⑤自分の英語を聞かれるのか恥ずかしいという心理的な理由で発音ができない
⑥心理的要因による全身の筋肉の緊張で発音ができない
⑦声帯が閉じているのが原因で発音ができない

上記②以降の課題をさらに具体化することは、ここでは、省きますが、トレーナーの目線からは、音読だけでも、細かく分けると数十種類以上の課題が出てくるのです。それに対する課題によって、何を意識して音読するべきか指導が変わってきます。あなたの持つ課題に対してピンポイントのアプローチ法を提供することで、あなたの英語力が時短で上がります。

英語力が伸びる理由②英語学習が習慣化する

英語学習の習慣化

英語力が大きく上がる2つ目の理由は、英語の学習が習慣化するからです。パーソナルトレーナーが学習メニューと進捗を管理します。受講生は、効率的な学習メニューを行うことで、勉強しながら、成果を感じることができます。「英語を学ばなくてはいけない」という責任感から英語の勉強を始めた方も、次第に「英語を学びたい」という自発的なやりがいを持つようになります。こうして、英語コーチングの期間が終了した時には、英語を学ぶ習慣が身についています。英語を効率的に学習する方法を身につけた受講生は自立した学習者になり、受講後も、英語力を自分で上げ続けることができます。

まとめ

パーソナルトレーニングを英語力が上がる理由は2つありました。
①短期間で英語力が上がる
②英語学習が習慣化する

「短期間で英語力を上げたい」「独学で、英語の伸びが見られない」という方はという方は、言語学や英語指導に関する専門性のパーソナルトレーナーをつけることが確実です。英語力を時短で上げるためには、課題に基づいた学習をすることが最も有効なアプローチになります。

仕事で英語を話す必要がある方へ

もし、あなたが、海外での駐在、海外での起業、外資系企業への転職を予定している場合は、ビジネスシーンで困らないように、英会話の準備をすることが重要です。

あなたは下記のような、お悩みをお持ちではないですか?

「相手の話は聞き取れるのに、英語が出てこない」
「自分の発音がうまく伝わらない」
「日常英会話はなんとかできるが、ビジネスの英会話ができない」
「英語面接でうまく話せる自信がない」
「英語のメールの書き方が分からない」

ご安心ください。上記のお悩みは全て解決できます。英語通訳や海外営業の経験があり、ビジネス英語に精通した筆者が、あなたの英語力を短期間で伸ばします。筆者は、スピーキング指導法や、世界各国の英語アクセントに精通したデキキス教授と英語コーチングジム「The DooR(ザ・ドアー)」を運営し、多数のグローバル人材を輩出しています。外資企業への英語面接対策、海外企業との商談や国際カンファレンスに関するプレゼン指導など様々な実績があります。

外資系企業で仕事をするのに、流暢な英語を話す必要はありませんが、業務で問題なく、意思疎通がとれる英語力は必須です。転職や海外進出は、あくまで、今後のキャリアパスの通過点に過ぎません。転職後や海外駐在中に充実した仕事ができるように、私達があなたの英語力を効率的に伸ばすサポートを致します。英語コーチングサービスの詳細は、こちらをご覧ください。

【プロフィール】

Toshiyuki Takiuchi(瀧内俊之)

関西学院大学で言語学、英語学、欧米文化について学ぶ。アメリカのエモリー大学で演劇科を専攻し、プレゼンの手法、舞台演出について学ぶ。帰国後は、ビジネスシーンやハリウッド俳優の通訳、NHKドラマで英語指導を担当。その後、大手英語コーチングスクールにて指導経験を積み、独立。ビジネス英語コーチングジム「 The DooR(ザ・ドアー)」のパーソナルトレーナーとして、TOEIC® L&Rの指導を行い、3か月で375点のスコアアップを記録。世界で活躍する起業家を育てる「Global Challenge」でビジネス英会話の指導を行い、受講生が、200組のうち、4組の選抜組に入賞。シリコンバレーの海外投資家にプレゼンする権利を獲得させた。日本の俳優に対し、ハリウッド・ブロードウェイへの進出をサポートする英語指導も行っている。YouTubeチャンネルのトシ先生のハリウッド英会話【海外映画・ドラマ】で英語学習やプレゼンのノウハウについて配信中。

Joseph DeChicchis(デキキス・ジョー)

関西学院大学総合政策学部教授。アメリカのペンシルベニア大学で言語学、イタリアのボローニャ大学で記号論、イギリスのサセックス大学で認知科学を学ぶ。現在は言語学、人類言語学、欧米文化コミュニケーションの研究に従事。世界の英語アクセントに精通している。関西学院大学の研究生に対し、言語学や認知科学、英語習得法について指導している。The DooRでは、カリキュラムアドバイザーとして、発音矯正、文法理論、スピーキングスキルの強化など、受講生に対する英語コーチング指導のアドバイスや、教材の監修を担当している。

 

Mitsuru Arakawa(荒川満)

大学卒業後、大手人材紹介会社に入社。大阪支店にて人材紹介の営業に従事。同グループのイギリス法人にて営業マネージャーとして営業体制の再構築を担当、取締役に就任し海外法人の経営に携わる。帰国後、東京本社にて海外就職希望者の海外転職、日系企業の海外進出を支援する部門のマネージャーとして勤務。同社を退職後、シンガポールにてArchAgent Pte Ltdを設立し、代表取締役社長を務める。The DooRでは、グローバルキャリアアドバイザーとして、英語面接の対策、英文レジュメの作成、海外での起業など、キャリアアップに関する英語コーチング指導のアドバイスを行っている。

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