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英語スクールの選び方

【確実に成果が出るオンライン英会話の見分け方】を英語コーチが教えます! 短期集中で4技能が伸びるスクールの”特徴”

英会話スクールに行っても英語力が大きく上がらない

「英会話に行っても、全然英語力が身につかなかった。。。」
「英会話スクールでは、TOEICのスコアが上がらなかった。。。」という英語学習に挫折した方は多いです。

最低限、TOEICスコアで800点以上ないと、英会話教室やオンライン英会話で受講しても
①ネイティブ講師が何を言っているかわからず、ただ時間が過ぎてしまう
②正しい話し方がわからず、単語単位で会話してしまう

という結果に終わることがほとんどです。その理由は、英語を「読む・聞く」基礎的な能力がないと、当然、英語を「書く・話す」ことができないからです。英語トレーナーである筆者が精通している「言語学」や「※第二言語習得研究」では、英語を習得するのに、段階的な学習が必要であり、英語の課題やレベルに合わせた学習をすることが非常に重要だと言われています。基礎的な能力がないまま、英語教室に通っても、英語力があまり伸びないのは、当然と言えるでしょう。

※第二言語習得研究[Second Language Acquisition(SLA)]とは、学習者がどのように外国語を学ぶかというプロセスを心理学、言語学、教育学などの観点から科学的に解明する学問です。どのように、指導すれば、外国語を効率的に習得できるかという教授法も含まれます。

また、英語学習者が持つ英語の課題は人によって様々で、課題を解決する解決法も異なります。課題へのアプローチができない英会話教室や、オンライン英会話に通うだけでは、あまり英語力が伸びないことに、消費者が気が付くようになりました。そう言った背景から、近年、「確実に英語力を身につける」ニーズが高まり、短期集中型の英語コーチングスクールや英語のパーソナルジムなどが増えてきています。

短期集中型の英語スクールは「時短で英語力が身に付く」

実際に、短期集中型の英語スクールが選ばれる理由として、
「ネイティブと英会話するよりも、専門家の指導の方が英語が身に付く。」
「言語学に詳しいトレーナーやコーチの指導の方が信頼できる。」

という意見が多いです。それでは、成果の出るコーチングスクールはどのようにすれば、見つかるでしょうか?

成果の出る英語スクールの5つの見分け方

成果の出る英語スクールの選ぶのには、下記の5つの内容を確認する必要があります。

①before→afterの実績を見ること

まず、1つ目ですが、「受講生のbefore→afterを見ること」です。例えば、公式のテストであれば、TOEICやTOEFLのスコアがいくら上がったのか、英語のプレゼンであれば、大会に入賞したかどうかなど、数字としてわかるものを見ることが重要です。TOEICやTOEFLはあくまで、英語力を測定する指標であり、受講生の英語力を100%反映しているものではありません。しかし、数字としての実績は大きな参考になります。

「英語が少し聞けるようになった気がする」という主観的な成果でなく、「〇〇点スコアが上がった」という客観的な成果として判断できるからです。受講生のスコアシート、顔写真の有無、インタビュー動画などをホームページで確認すると良いでしょう。受講生の名前や所属する会社名が掲載されていれば、信頼性がさらに高いと言えます。ここで気をつけていただきたいのが、TOEICやTOEFLのスコアアップの平均点を確認することです。

一般的に、大手スクールはTOEICやTOEFLの上昇スコアが大きかった受講生の成功事例として挙げています。例えば、「TOEICが200点上がった」という成功事例があったとしましょう。全体で何人の受講生のうち、何人の受講生が200点のスコアが上がったのか明確でないと本当に成果の出るスクールかどうかはわかりません。200点以上のアップが平均して30人に1人しか上がらないのと、5人に1人上がるのとでは、全く異なるからです。

②指導者やアドバイザーの専門性を見ること

2つ目は「指導者やアドバイザーの専門性を見ること」です。

「プロの通訳をやっていた。」
「20年以上ビジネスで英語を使用してきた。」

などの経歴は、講師の英語力が高いことがわかります。しかし、これだけでスクールを選んでしまうと危険です。その講師が「英語力を上げる指導力がある」かどうかは全く別の問題だからです。講師が言語学の「英語を習得するための理論」について勉強していない場合は、指導者としての専門性に欠けると言えます。スクールの専門性の高さを確認するために、言語学に精通している教授がアドバイザーにいるかどうかを確認するとなお良いでしょう。

さらに、優秀な講師を見つける場合には、講師が英語学習や英語指導のスキルを磨いているかを確認すると良いです。優秀な講師は間違いなく、毎日、英語学習や英語指導の仕方を勉強しています。プロとしてのスキルをアップデートし続けていることは、成果を出し続ける上で、非常に重要です。もし、体験授業を受けるときは、「先生は毎日英語学習をしていますか?」「言語学でオススメの本はありますか?」などと質問してみましょう。

③トレーニングをしているか確認すること

3つ目は、「トレーニングをしているかを確認すること」です。英語コーチングスクールで提供するサービスは大きく分けて2つあります。「コンサルティング」と「トレーニング」です。

マンツーマンの短期集中型の英語スクールで全て行われているのが、「コンサルティング」です。対面、もしくはオンラインで、受講生の英語の課題とそれに対する解決策を提案し、受講生の自宅での学習の仕方をアドバイスするというものです。コンサルティングは基本的に効率的な英語学習の方法についてしか教えてくれません。もちろん、成果を出しているスクールもありますが、その成功事例のほとんどが「元々、自習能力に長けた地頭の良い人」に限られます。大学受験で言えば、偏差値が60以上の方がこれに当てはまります。

それに対し、成果を出すスクールは英語学習の方法について学ぶ「コンサルティング」に加え、英語を実際に使える状態にする「トレーニング」を行なっています。優秀なスクールは間違いなく、トレーニングを実施しています。トレーニングを実施しているスクールはその場で、シャドーイングや音読、リピート、瞬間英作文、スピーキングの指導を通して、受講生が今課題としていることをその場でできるように、トレーニングするからです。トレーニングを提供するスクールはどのレベルの受講生の英語力も上げることができます。英語は使えるようにならなければ、スクールに通う意味がありません。「トレーニング」を提供しているスクールを選ぶことが懸命です。毎回のトレーニングで「英語ができるという体験」を持って帰りましょう。

④質にこだわったトレーニングをしていること

4つ目は、「量より質の学習を重視していること」です。
ほとんどの短期集中型英語スクールは毎日の英語学習の時間を増やすことを売りとしています。英語を長時間学習すれば、伸びやすいのは当たり前です。ですが、忙しいビジネスパーソンが毎日3時間以上の詰め込み学習をするのは、大変です。そのようなスクールは、講師が質の高いトレーニングを提供できず、受講生が大量に勉強して成果を出すしかないのです。

逆に、質の高いのトレーニングを提供するスクールは、毎日1〜1.5時間の学習をすれば、目標としていた成果が出ます。受講後も少ない学習時間で英語力を上げ続けることができます学習の効果が短時間で確実に表れるので、英語学習が習慣化しやすいことも大きなメリットです。卒業後も、短時間で効率的に英語力を伸ばす学習法が身に付きます。受講生は英語力を伸ばし続ける一生の財産を手に入れることになります。

⑤専門分野に特化したトレーニングをしていること

5つ目は、「専門分野に特化したトレーニングをしていること」です。短期間で英語力を上げるのには、専門分野に絞った方が効果的です。「英語のことなら何でもやります!」というスクールは得意分野がないので、あまり信用ができません。短期間で何の英語力を伸ばすのか、明確にされている方が良いスクールと言えるでしょう。

The DooRはビジネス英語に特化した英語のコーチングジムで、マンツーマンでビジネス専門のトレーニングを提供しています。トレーナーは英語指導、通訳、俳優の経験を持ち、海外投資家へのプレゼンや外資系企業への転職サポート、TOEICの大幅なスコアアップなど、多数の実績を出し続けています。

アメリカのプロの俳優が取り入れている腹式呼吸や姿勢、感情表現のトレーニングにより、受講生は英語を魅力的にかつ自然に話すことができるようになります。従来のスクールでは、受講生は、スピーキング力の向上のために、音読を行います。The DooRでは、受講生のスピーキング力を高めるのに、音読の1段階上のレベルの朗読やスピーチのトレーニングを行います。朗読やスピーチを通して、「映像でイメージする力」や「相手に伝える力」を鍛えます。毎回のトレーニングで受講生は「相手にわかりやすく説明する」スキルを着実に身につけることができます。

さらに、The DooRは、国内で唯一、言語学の専門家”の英語ネイティブが、指導法のアドバイスや教材の監修しているので、質の高い英語を学ぶことができます。「聞き手にわかりやすい論理展開の仕方」と「聞き手の共感を呼ぶ話し方」を身につけることができます。

まとめ

前述の通り、結果の出る英語スクールを見つけるために、下記の5つが重要でした。自分に合った英語スクールを選ぶ際に、是非参考にして下さい。

成果の出る英語スクール5つの見分け方

①before→afterの実績を見ること
②指導者やアドバイザーの専門性を見ること
③トレーニングをしているか確認すること
④質にこだわったトレーニングをしていること
⑤専門分野に特化したトレーニングをしていること

業界人しか知らない”大手スクールのデメリット”(番外編)

インターネットで情報をそろえた後、「良さそうだな」と思ったスクールの体験トレーニングを受けて入会を判断しましょう。ただ、気をつけていただきたいのは、大手スクールは体験授業のトレーナーと、入会後にトレーニングを提供するあなたの担当のトレーナーが別の人になる場合が多いです。トレーナーは経験の浅い方もたくさんいます。人気のスクールであればあるほど、事業拡大のため、常時新人の採用をしています。経験豊かなトレーナーも、もちろんいますが、あなたの担当になってくれることはほとんどありません。

大手企業は経営に必要な固定費用が高いため、出来るだけ、効率的に数多くの生徒に授業をする必要があります。そこで、成果を出す優秀なトレーナーは、法人研修や集団授業をするようになり、パーソナルトレーニングを提供する機会が少なくなるからです。もちろん、優秀なトレーナーの授業は、一定の質が担保されています。しかし、いくら優秀なトレーナーでも、集団授業をすると、各受講生への十分なケアやサポートができず、パーソナルトレーニングのような成果が出せないことがほとんどです。

そのため、成果を出してているスクールかつ、受講生の受け持ち人数を限定している小規模なところがベストと言えるでしょう。The DooRは、受講生の成果を最優先しているので、パーソナルトレーニングの受け持ち人数を8名までに限定しています。あなた専属のトレーナーが、体験から卒業まで、一貫して、トレーニングを提供しますので、ご安心ください。

【プロフィール】

Toshiyuki Takiuchi(瀧内俊之)

関西学院大学で言語学、英語学、欧米文化について学ぶ。アメリカのエモリー大学で演劇科を専攻し、プレゼンの手法、舞台演出について学ぶ。帰国後は、ビジネスシーンやハリウッド俳優の通訳、NHKドラマで英語指導を担当。その後、大手英語コーチングスクールにて指導経験を積み、独立。ビジネス英語コーチングジム「 The DooR(ザ・ドアー)」のパーソナルトレーナーとして、TOEIC® L&Rの指導を行い、3か月で375点のスコアアップを記録。世界で活躍する起業家を育てる「Global Challenge」でビジネス英会話の指導を行い、受講生が、200組のうち、4組の選抜組に入賞。シリコンバレーの海外投資家にプレゼンする権利を獲得させた。日本の俳優に対し、ハリウッド・ブロードウェイへの進出をサポートする英語指導も行っている。YouTubeチャンネルのトシ先生のハリウッド英会話【海外映画・ドラマ】で英語学習やプレゼンのノウハウについて配信中。

Joseph DeChicchis(デキキス・ジョー)

関西学院大学総合政策学部教授。アメリカのペンシルベニア大学で言語学、イタリアのボローニャ大学で記号論、イギリスのサセックス大学で認知科学を学ぶ。現在は言語学、人類言語学、欧米文化コミュニケーションの研究に従事。世界の英語アクセントに精通している。関西学院大学の研究生に対し、言語学や認知科学、英語習得法について指導している。The DooRでは、カリキュラムアドバイザーとして、発音矯正、文法理論、スピーキングスキルの強化など、受講生に対する英語コーチング指導のアドバイスや、教材の監修を担当している。

 

Mitsuru Arakawa(荒川満)

大学卒業後、大手人材紹介会社に入社。大阪支店にて人材紹介の営業に従事。同グループのイギリス法人にて営業マネージャーとして営業体制の再構築を担当、取締役に就任し海外法人の経営に携わる。帰国後、東京本社にて海外就職希望者の海外転職、日系企業の海外進出を支援する部門のマネージャーとして勤務。同社を退職後、シンガポールにてArchAgent Pte Ltdを設立し、代表取締役社長を務める。The DooRでは、グローバルキャリアアドバイザーとして、英語面接の対策、英文レジュメの作成、海外での起業など、キャリアアップに関する英語コーチング指導のアドバイスを行っている。

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